本当に好きなことをして暮らしたい。そのヒントは銀閣寺にありました

お疲れ様です。拓です。

 

突然ですが、足利義政という人物をご存知でしょうか?

彼は室町時代の将軍です。

なので、何となく名前だけは知ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

しかし彼は、史上まれに見るダメ将軍のレッテルを貼られています。

将軍でありながら実に優柔不断、自分の後継者争いが原因で『応仁の乱』が勃発、京都中が焼け野原になるほどの大乱戦を引き起こしました。

しかし、義政は何一つ解決できませんでした。

終いには引きこもって趣味の世界に没頭してしまいます。

 

この足利義政が引きこもった場所・・・実は有名な建造物だったりします。

その建造物とは、慈照寺銀閣・・・

そう、銀閣寺です。

足利義政は知らなくても、銀閣寺を知っている人は多いのではないでしょうか?

 

義政は、銀閣寺に引きこもり、あるひとつの価値観を生み出すことになります。

 

『わび・さび』です。

日本史上、屈指のダメ将軍 足利義政が後世に残した価値観『わび・さび』。

今回は、そんな日本人特有の価値観を生み出したダメ将軍の人生から見えてくる、とても大切なことをお伝えします。

 

ダメ将軍は好きな事をやっていただけ

前述の通り、義政の晩年は趣味へ傾倒し、自らの美意識を反映した東山山荘で趣味(茶器や絵画)に囲まれ余生を過ごします。

ガンダムが好きな方は頑張って作ったガンプラに囲まれた生活、映画が好きな方はコレクションのDVDに囲まれた生活。

現代風に考えれば、このような感じでしょうか。

 

しかし義政の趣味への傾倒が『わび・さび』という文化を生み出します。

これの『わび・さび』を、後世の我々は東山文化と呼びます。

 

『好き』を続けていただけの足利義政。

彼の行動から見えてくること、それは『好き』を続けることで思いがけない結果がついてくる事があるということ。

そこに苦労や苦痛はなかったはずです。

 

そして足利義政の晩年を見つめると、人生の選択肢はひとつではない、仕事だけが全てではないという事を感じます。

義政が突き詰めた趣味。

彼は特別な才能により、東山文化を残すことができたのか?

きっと、そうではないはずです。

 

趣味は趣味

どなたにでも趣味はあるかと思います。

あるいは趣味まで行かなくとも、好きな事は必ずあるのではないでしょうか?

 

例えば僕の場合、日本の歴史に触れる事、自動車模型、海外ドラマ「ウォーキングデッド」、Xjapanのhideさん、ワンピース、ドラクエなど色々あります。

 

誰もが平等に持つことが出来る趣味。しかしながら、所詮趣味は趣味。

 

大抵の場合、趣味は趣味の範囲を超えません。

 

では義政の場合、なぜ後世に一つの文化を残すことが出来たのでしょうか?

 

好きだから苦労は感じない

答えは簡単です。

 

東山文化誕生の理由は、茶器や絵画が「好きだったから」。

義政は好きな事、つまり趣味を突き詰めていっただけで、他に特別なことはしていません。

 

ただただ、自らの美意識に叶う茶器や絵画を収集し、飾ったり茶の湯を楽しんだりしていただけです。

 

おそらく、そこに苦労は無かったでしょう。

義政は大変な思いをして、東山文化を残した訳ではないのです。

 

好きなことをしていたら、勝手に東山文化になっていた、と言った感じでしょうか。

 

義政の『好き』は何が違うのか?

では、一般的な趣味と、義政の趣味は何が違うのでしょうか?

 

きっと大きな違いは無いのではないかと思います。あえて違いを見出すならば、ただ好きなことを続けられたかどうか。

 

情熱を持って継続できたかどうか。そういう事ではないでしょうか。

あるジャンルの専門家、彼らも一つのジャンルを徹底的に突き詰めたからこそ、現在の地位があるのでしょう。

 

本当に『好き』なことなら嫌にならない

たかが趣味とは言え、一つの事を徹底的に突き詰めることは、とても大事なことです。

 

野球が好き、読書が好き、釣りが好き・・・例えどんなジャンルであれ『好き』はあなたにとって立派な才能です。

好きな球団を通じて友人ができた、読書で教養が身に付き、人に教えることができた、釣ってきた魚でおいしい夕飯が作れた。

 

どれも『好き』だから出来ることです。

 

ひとつのジャンルを突き詰め、『好き』を継続することは素晴らしいことであり、あなたにしか出来ないことなのです。

 

現在でも仕事が覚えられない、あるいは失敗ばかりしている、怒られてばかりいる、このような悩みを抱えている方も多いと思います。

 

そんな時、是非とも足利義政の生涯を見つめてみてください。仕事が出来なくたって、あなたにしか出来ないことは絶対にあるはずです。

 

室町幕府八代将軍 足利義政。

将軍としては、なにも良いところが無かった彼は、晩年になって、ようやく本当の自分の居場所に辿り着くことができました。

 

あなたの好きなこと、その先には必ずあなたが本当に居る場所がある・・・

将軍 足利義政・・・いや、文化人 足利義政の生涯には、そんなメッセージが込められているのではないか・・。

彼の人生からは、そんな現代人へのメッセージを感じています。

 

 

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