歴史から見えてくるトレンドで終わらない長く生き残る秘訣

お疲れ様です。拓です。

 

世の中には流行というものがあります。

毎年毎年新たな流行が生まれ、そして廃れていく。

 

人生においても、あるいは企業においても、どうせだったら長く活躍していたいもの。

では、どうすれば息の長い活躍ができるのでしょうか?

 

ショートレンジではなく『ロングレンジ』である秘訣!

 

実は日本の歴史を彩った権力者たちの振る舞いから、そのヒントが導き出せます。

 

ロングレンジを実現した権力者、そしてショーレンジで終わってしまった権力者。

 

そこには、ロングレンジを実現する為の意外な法則があったんです。

 

 

日本史の権力者たち

では、今回取り上げる権力者たちと、その政権の長さを簡単にご紹介します。

なお、数代にわたって権力を手にした一族も多いため、ここでは便宜上、初代当主の名前をあげていくことにします。

 

また、政権期間は僕の独断と偏見です。

複数の権力が入り乱れていたりもするので、歴史の見方によっては、もう少し長かったり短かったりします。

 

ロングレンジな権力者たち

 

ロングレンジ①藤原道長

政権期間→995年~1868年

【約900年】

 

ロングレンジ②北条時政

政権期間→1203年~1333年

【約130年】

 

ロングレンジ③→足利尊氏

政権期間→1336年~1467年

【約130年】

 

ロングレンジ④→徳川家康

政権期間→1615年~1868年

【約250年】

 

 

ショートレンジな権力者たち

 

ショートレンジ①平清盛

政権期間→1160年~1185年

【約25年】

 

ショートレンジ②源頼朝

政権期間→1185年~1219年

【約30年】

 

ショートレンジ③後醍醐天皇

政権期間→1333年~1336年

【約3年】

 

ショートレンジ④織田信長

政権期間→1573年~1582年

【約10年】

 

ショートレンジ⑤豊臣秀吉

政権期間→1590年~1615年

【約25年】

 

 

両者の違い

いかがでしょうか?

ロングレンジとショートレンジ、その政権期間の違いは一目瞭然ではないでしょうか?

最長の藤原氏(900年)と、最短の後醍醐天皇(3年)など、その差は歴然。

最も差が少なくても、北条氏(130年)、足利氏(130年)と、源氏(30年)で、その差は約100年開いています。

 

ではこの差は一体どこから来ているのでしょうか?

 

簡単に言ってしまうと、革命的で目立つ派手な一族がショートレンジで、これまでのやり方を踏襲した地味な一族ほどロングレンジなんです。

 

ロングレンジの共通点

ではロングレンジから見て行きましょう。

 

結論から言うと、ロングレンジな権力者たちは、いわゆる流行やトレンドというものとは無縁です。

 

その時代を否定するような革命的な出来事を起こした訳でもなく、ただただ自分の居場所に居続けただけです。

 

  • 藤原氏は、天皇の地位を横取りする訳でもなく、あくまで朝廷の重鎮であり続けた。
  • 北条氏は、源氏の血脈が絶えた後も、必ず幕府の頂点には将軍を据えていた。
  • 足利氏は、あくまで一武家である事をわきまえ、配下である守護大名との連合政権を敷いていた。
  • 徳川氏は、信長や秀吉の臣下であり続け、彼らが亡き後、戦国の最終勝利者となった。

 

なにも革新的なことはしていないのに、彼らがロングレンジを実現した理由。

 

それは、自分の立ち位置をわきまえ、自分が最も輝けるポジションで成すべきことをやっていた。

そこにはトレンドを追いかけたり、目立つための革新的な行動はなにひとつ無いんです。

 

 

ショートレンジの共通点

では、ショートレンジの共通点とは何なのでしょうか?

 

彼らは、ロングレンジの権力者に比べると、かなり派手で目立つ活躍をしています。

 

  • 平清盛は、武士で初めて朝廷のトップに上り詰めた人物。
  • 源頼朝は、日本史上初めて、武家政権を樹立した人物。
  • 後醍醐天皇は、武士の世に逆らい、朝廷政治を復活させた人物。
  • 織田信長は、幕府や朝廷と言った既存権力を否定した人物。
  • 豊臣秀吉は、農民出身でありながら戦国時代を終わらせ、武家の頂点に立った人物。

 

このように、ショートレンジに終わった人物たちは、一瞬の凄まじい輝きは見せました。

しかし、その輝きは長くは続きませんでした。

 

革新的な事をやって、あるいはその時代の流行に乗って、一気にバーンと活躍したものの、その活躍期間は実に短いものだったんです。

 

 

地道にコツコツがロングレンジの秘訣

現在の一般的な人気、あるいは認知度といった観点で見ると、間違いなくショートレンジな人物たちの方が上です。

 

革新性、派手さ、これらは確かにカッコいいし、憧れの対象になるのは頷けます。

一瞬の輝きでバーンとトップに上り詰めた人物は、やっぱり注目の的になります。

 

でも、そういった形で手に入れた権力はいずれも短命で終わっているんです。

 

逆に、派手さのない地味な権力ほど長続きしている。

 

結局、派手な活躍というのは、現在の流行やトレンドと同じようにすぐに廃れてしまう物なんです。

 

だからこそ、ロングレンジである為には、自分が本当に活躍できる場所で、地道にコツコツ強みを磨いていく必要があるんです。

 

その時のトレンドに流されず、自分の居場所で自分のやるべきことをやり続ける。

 

これが、歴史の権力者から見えてくる長く活躍する為の秘訣なんです。

 

 

ロングレンジな人物から学ぶこと

書店に行くと、時折こんなタイトルの書籍を目にします。

 

『○○に学ぶリーダーシップ』

『○○に学ぶ組織運営』

などなど

 

この〇〇の部分に入る人物、それは織田信長であったり、坂本龍馬であったり、誰でも知っているような革新的な人物である場合が多いです。

 

しかし、ここまで見てきたように織田信長は完全な一発屋です。

龍馬などの明治維新の立役者も、人生や組織運営の手本のような扱いをされていますが、彼ら維新志士で長く生き残れた人物がどれほどいるのでしょうか?

西郷隆盛、大久保利通、吉田松陰、坂本龍馬、中岡慎太郎、久坂玄瑞、大村益次郎・・・

彼らも皆、短命に終わっています。

 

彼らの一瞬の輝き、そしてその輝きを見せた実力は確かに素晴らしい。

 

でも、その革新性は一瞬のトレンドでしかない・・・。

そこには、長く活躍できる秘訣は無い・・・。

 

僕はそう思います。

 

一瞬だけ目立って、すぐに廃れてしまう。

それって決して喜ばしい事ではないはずです。

 

現代人が本当に学ぶべきは、ロングレンジを実現した人物たちの行動や信念なんじゃないかな?

そう感じます。

 

一過性の活躍を見せた人物ばかりではなく、地味にコツコツ生き残ってきた人物たちから学ぶこと。

実は、これがとっても重要なことなんじゃないでしょうか。

 

 

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