どうもです。
拓です。
『歴史に学ぶ』と言う言葉を、よく耳にします。
本屋なんかに行っても、歴史に学ぶ系の本はたくさんあります。
でも、歴史に学ぶってどういうことなのか?
あるいは、どうやって学べばいいのかっていう問題があります。
歴史には、ネットビジネスで成功する為の秘訣が詰まっています。
そこで、歴史を学ぶ意味や方法などをお伝えしていこうと思います。
『歴史を学ぶ』と『歴史を覚える』ことの違い
基本的には、全ての日本人が義務教育で歴史を教わります。
しかしながら、学校の歴史教育で『歴史を学べた』人はほとんどいないと思っています。
学校教育で教わる歴史は『645年に大化の改新があった』『1600年に関ヶ原の戦いが起こった』といった丸暗記、あるいは『鎌倉幕府を開いたのは源頼朝』、『明治維新を主導した西郷隆盛』といった、出来事と人物をセットで覚えるだけです。
これは、『歴史を覚える』という行為です。
このような事実の羅列では、『歴史を学んだ』ことにはならないのです。
歴史学者であれば、事実を覚えることも必要ですが、僕たち一般人は『覚える』のではなく『学ぶ』必要があるのです。
例えば、こんなことがあったとします。
今日は彼女との初デート。
ちょっと寝坊して、待ち合わせに遅刻しそう。
ところが待ち合わせ場所に向う途中、道が二つに分かれている。
右か、左か?・・・迷った挙句、右に向ったものの行き止まり、急いで引き返し左の道を進むも、道を間違えたことで結局間に合わず、初デートでいきなり遅刻。彼女はたいそう不機嫌に・・・。
それから一か月後、再び同じ待ち合わせ場所に向う彼は今回も寝坊。
そして、前回と同じ分かれ道。
もう右が行き止まりなのは知っている。当然、迷うことなく左に向かう。
無事、時間に間に合い彼女と楽しいデートが出来ました。
この事例の場合、一回目に右の道を選んで遅刻したと言う失敗例があります。
なので、2度目は間違えないように左の道を選びました。
では、自分の現実問題と照らし合わせた時に、この成功体験を元にして、道に迷ったら常に左の道を選べばいいのかというと、違いますよね。
常に左を選ぶのは、歴史の授業と同じく『歴史を覚える』ということです。
歴史を学ぶとは『前回こういう間違いを犯したから、今回はこうしよう』といったように、過去の事例を見て、自らの考えや意見を導き出すことなのです。
一人の人間として歴史を見る
では、歴史に学ぶための、具体的な方法をお伝えします。
それは、歴史上の人物を一人の人間として見ることです。
歴史上の事件や出来事に関わった人たちの、感情を見つめることです。
今と昔では、言葉や常識、科学技術は大きく変わりました。
しかし、唯一変わっていないものがあります。
それが人であるということです。
そして偉人と僕たちとの共通点、それが人であるということです。
何年前の出来事であろうが、人が人である以上、その心にある気持ちは変わりません。
その出来事には、どのようなプロセスがあり、当時どのような常識があり、その中でどんな感情で人々が行動していたのか?
これを考え、自分なりの答えを見つけることが、歴史を学ぶということです。
先ほどのデートの例でお伝えします。
例で登場した男性は、2度目のデートの際に、なぜ左の道を選んだのでしょうか?
ここには彼の感情があります。
どんな時代であっての、好きな異性との時間は大切にしたいものです。
好きな異性に嫌われたくないと想う感情は、どんな時代でも必ずあります。
もっと手前の部分で言うならば、遅刻して人に迷惑をかけたくないという感情もあります。
こういった感情が働いた結果、彼は左の道を進むと言う行動をとりました。
結果、デートは成功しました。
歴史に学ぶとは、時系列で出来事を覚えることでも、事件を起こした人物を覚えることでもありません。
その人が、その行動に及んだ理由は何なのか?
その背景には、どんな感情があったのか?
これを、自分なりに見出すことです。
そこから導き出された答えが何であろうと、自分なりに考えて答えを出すこと。
そして、その答えを参考にすること。
これが『歴史を学ぶ』ということなのです。
いつの時代も変わらない人の感情
このように歴史を学ぶことで、いつの時代も変わらない人の感情というものが見えてきます。
感情が見えると、人の行動原理が見えてきます。
そして、その感情は人が人である以上、いつの時代も変わりません。
歴史を見ると、現代の僕たちと、同じことで悩んでいた人たちがたくさんいます。
現代と変わらない感情で悩んでいた人たちは、どうやって困難を打開したのか?
どんな悩みを持っていた人が成功者になっているのか?
成功の裏には、現在の変わらないどんな感情があってその行動に出たのか?
こういった成功する為の法則が見えてきます。
つまり、ネットビジネスで成功する為の法則も見えてきます。
また、『人はどんなことに悩み、どんな感情で商品を購入するのか?』といったように、自分の事だけでなく、相手の感情も見えてくるようになります。
これが、歴史を学ぶ意味と、成功できる理由なのです。
偉人の成功体験を参考にしない
最後に、歴史を学ぶ上での、ありがちな間違いをお伝えします。
ビジネス書などにありがちですが、『織田信長に学ぶ経営術』みたいなものは、あまり参考にならないと思っています。
織田信長にしろ、坂本龍馬にしろ、他の人物にしろ、彼らはいわゆる『偉人』とされる人物です。
逆の言い方をすれば、彼らは凡人ではないのです。
例えば、イチロー選手のバッティング技術を学んだところで、一般人がヒットを量産できる野球選手にはなれなません。
トランプ大統領の経営学を学んだところで、多くの人は不動産王にはなれません。
『偉人に学ぶ成功体験』の類は、知ったところで役に立たないです。
『なるほど、いい話だったなぁ』で終わります。
これと同じように、偉人の『やり方』を知ったところで、たいして参考にはならないです。
つまり、歴史を学んだことにはならないのです。
どんな偉人であっても一人の人間として見て、内側にある感情を考えてみることが大事なのです。
まとめ
以上、歴史を学ぶ意味と方法でした。
人の感情はいつの時代も変わりません。
いつの時代も、現代と同じことで悩んでいました。
そんな歴史には、悩みを打開しようとしてきた先人たちの知恵があります。
歴史は、ネットビジネスで成功する為の方法が詰まった宝庫だったです!
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