どうもです。
拓です。
ブログを書いていると、よくあるお悩み。
PVが増えない。
アクセスが少ない。
せっかくブログを書くのなら、より多くの人に読んでもらいたいですよね。
この記事では、そんなお悩みにお答えします。
より多くの人に読まれる記事を書くための、千年前から変わらない不変の文章術があるんです。
読まれる記事の書き方
結論から言ってしまいます。
より読まれる記事を書く為に必要なことは、あなたの価値観、感想、価値観、哲学といった、あなただけにしか表現できない考えを記事に書くことです。
例えばハンバーグの作り方を書いていたとしたら、その料理のレシピを正確に伝えることが重要と思われるかもしれません。
確かにレシピも大事です。
ですが、本当に大事なのは別のところにあります。
- その方法で作ったハンバーグが美味しいのかどうか?
- 初心者でも簡単に出来るのかどうか?
- ダイエット中の人がカロリーを気にせず食べられるのかどうか?
というような部分です。
ハンバーグを作るためのレシピの記事ではあるのですが、大事な部分は『その方法で作ったハンバーグを作るとどうなるのか?』という、あなたの感想です。
想定する読者さん像に合わせた形で、あなた自身の感想や考えを書くことにより、その記事は世界でたったひとつのオリジナルになります。
ハンバーグのレシピだけで終わってしまうと情報の提供だけになってしまいます。
情報の提供だけなら、他のブログでも問題ないので、あなたのブログに拘る必要もなくなってしまいます。
情報だけを提供する多くのブログがある中で、あなたの価値観、考え、感想に共感したりすることで、、そのブログはより読者さんに興味を持ってもらうことが出来て、結果的に読まれるブログになります。
読み手が書き手の考えに同調したり共感したりすることで、記事が面白いと感じます。
そうなると、ブログのファンになったりして、お気に入りに登録してくれます。
そして、またブログにやってきてくれるようになるので、PVアップにも繋がるのです。
千年前から変わらない文章術
この、自身の感想や考えを書くと言う文章術は、千年前から存在しています。
およそ千年前に、日本では女流文学というものが隆盛を極めました。
その中で生まれた文学の中に『紫式部日記』というものがあります。
この日記の主な内容は、作者の紫式部が仕えていた女性(天皇の妻)の出産記録です。
出産間近の状況から、生まれてしばらく経った頃までの状況を、記録するために書かれたものです。
なんですが、紫式部日記の真骨頂は、出産記録とは別の所にあります。
それは、彼女の個人的な見解が書かれている部分です。
最初の方は出産記録という体裁で書かれているのですが、後半の方には彼女の私的な考えがズケズケと書かれています。
イジメにあった時の感情とか、職場の雰囲気が暗くてダメだとか、天皇の奥さんの性格がどうだとか、出家したくなったとか、なにしろ紫式部の目から見た様々な考えや価値観で溢れています。
その中でも特に有名なのが『才女批判』と呼ばれるもので、同時期に活躍した女性たちを痛快に批判したり評価したりしています。
(とくに清少納言への痛烈な批判は有名)
これら紫式部の価値観が書かれた後半部分は、現代でも紫式部日記全体の中で一番注目を集める部分です。
僕みたいな歴史ファンからすると、『紫式部日記=才女批判』というイメージを持っている人の方が多いような印象を受けます。
事実、僕も紫式部という女性に興味を持ったのは、この後半部分があったからです。
出産記録の日記だったはずなのに、紫式部の感情が書かれた後半部分の方が、千年経った今も注目され、紫式部日記のイメージになってしまったのです。
情緒的な価値
この事実からも、自身の考えや価値観を書くことが、いかに読み手の興味を惹くかが分かります。
出産記録の部分は、歴史的背景を知るという観点から言えば、とても役に立つ内容ではあります。
また、さすが源氏物語の作者が書いただけあって、情景描写とかの表現力は当時の女流文学とは一線を画しています。
ですが、本筋としてはその時に起こった出来事を書いているだけなので、読み物としてはそこまで面白みを感じません。
紫式部日記における出産記録の部分は、言ってしまえば『情報の提供』にすぎません。
つまり、ハンバーグのレシピです。
ハンバーグが美味しかった、カロリーが低くてダイエット向けだった、初心者でも簡単に作れた、そういった個人的な感想にあたる部分が、紫式部日記の後半部分です。
こういった個人的見解を『情緒的価値』と言います。
情緒的価値を書くことで、その記事は読まれる記事になります。
読者さんが興味を持ちながら、楽しく読んでくれる記事になります。
ぜひ、あなたのブログも情緒的価値を書いてみてください。
今より読まれるようになって、アクセスが増えるブログに変わっていきますよ。
ちょっと注意点
紫式部日記の才女批判は、現代風に言うと、個人への誹謗中傷に近いです。
ネット上で特定の人物を明確にし、批判するような記事はオススメ出来ません。
特定の人物を批判するという意味ではなく、あくまで個人的見解、自分の考えを書く、というのを意識して頂ければと思います。
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