どうもです。
拓です。
読者は何を目的にして僕のブログに来ているのだろう?
そんなことを、よく考えます。
悩みを解決したいから。
知識を得たいから。
その理由は読者によって様々ですが、その理由の中に『共感』があります。
ブログにとって物凄く大事な『共感』。
そんな『共感』がたくさ詰め込まれた作品が、清少納言の枕草子です。
時を超えた共感が生み出す千年前のブログ 枕草子の共感を見て行きましょう。
枕草子の共感記事
では、清少納言が枕草子に書いた共感記事を確認してみましょう。
小難しいことは抜きにして、現代語で要約してズバッと行きますね。
とても面白い物語を読んだのですが、どうやらその続編があるらしい。
早速手に入れて、ワクワクしながら読んでみたものの・・・
そんなに面白くなかった・・・ちょっと期待しすぎたかも・・・
屋敷にやってきた子供が騒いでいる。
親と一緒に来ているので強く注意も出来ず、見ているしかない・・・
肝心の親は、子供を注意することもなくニコニコしてる・・・
あんたのしつけはどうなってんの!!
人の噂話は楽しくて仕方ない。
こんなに楽しいことやめられる訳がない!
もし、自分の家に泥棒が入ったら、気が動転して怖がっている暇もないけど・・・
近所の家に泥棒が入ったらしい・・・そんな噂話の方が物騒で怖かったりしませんか?
赤ちゃんを抱いてあやしていたら、いつの間にか寝てしまった。
可愛くて仕方がない!
酔っぱらってしつこく絡んで酒をススメてくる人・・・
憎たらしい・・・・
人が部屋から出て行った後、扉が開けっ放し・・・
憎たらしい・・・・
どうですか?
ごく一部ですが、これが枕草子に書かれている共感記事です。
千年前の事とは思えなほどリアルで、どれも現代人が共感できる内容ではないでしょうか?
千年読まれる最大の理由
枕草子が千年間読み継がれてきた理由は様々です。
- 千年前の宮廷文化を知る史料として。
- 古文の授業で活用できる教材として。
- 清少納言の感性を楽しむ読み物として。
しかし、その最大の理由は『共感』にある!
僕はそう考えています。
単に歴史を知りたい、あるいは古文の教材としてなら、他にも現存する史料はいっぱいあります。
小右記、御堂関白記、大鏡、栄花物語などなど・・・。
しかし、これらの史料を知っている人は少ないんじゃないかと思うんです。
ところが、枕草子の名は誰でも一度は聞いたことがあるはずです。
知名度があるという事は、それだけ親しまれているという事です。
なぜ枕草子は同時代の史料と一線を画す知名度を誇っているんだろう?
それには枕草子が持つ、歴史的価値を超えた明確な理由があるはずだ・・・
ずっとそう考えていました。
そしてひとつの結論に至りました。
他の史料に無くて枕草子にあるもの・・・
それが『共感』なんです。
つまり、共感こそが千年読まれるライティングの根幹にある!
それが僕の結論です。
思い返してみれば、コンサルの先生も共感の大切さを説いています。
ブログのサポートをしてくれている先生も、同じことを言っています。
読者から『共感』を得ること
これこそが、枕草子が教えてくれる千年読まれるブログ術だったんです。
共感は人の心を動かす!
読まれる記事を書くには様々な要素があります。
役に立つ記事。
面白い記事。
情報量が多い記事。
この辺は、意識しやすいかと思うんです。
しかし、そこに『共感』を意識した記事ってどれくらいあるんだろう?って思うことがあります。
よくよく考えてみると、僕が先生にサポートをお願いしたキッカケも、先生のブログに共感したからでした。
お金を払ってコンサルを受けようと思ったのも、先生が説く哲学に共感したからでした。
『共感』とは人の心を動かす大きな原動力になる・・
そして、千年読まれるとっても大切なライティング術でもある。
清少納言が枕草子を通して語りかける共感の大切さ・・
そんな真実を教えてくれた清少納言に、感謝したいと思います。
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