お疲れ様です。
拓です。
僕が会社員だったころのお話です。
ある日の会社の社内回覧で、ふと思ったことがあったので記事にしてみました。
その回覧には『副業解禁』について書かれていました。
日本政府が副業を容認する姿勢を見せ始めたのは、記憶に新しいところです。
そんな社会情勢を受けての社内回覧でした。
国が副業を容認することで、僕たちは何を考えていけばいいんだろう?
本当に必要なスキルはなんなんだろう?
その日は1日中そんなことを考えていました。
副業解禁に対する会社の反応
まずは、その社内回覧に書いてあったことを、ざっくりとお伝えします。
国が副業を容認することで、これまで以上に会社への帰属意識は弱まっていく事が考えられる。
そんな中で、この会社が生き残っていく為には、これまで以上に評価制度を見直していかなければいけない。
なので会社への貢献とは何なのかを、明確にしていく必要がある。
社員一人ひとりの会社への貢献度を明確にして、それに見合った報酬を目指すことが会社が生き残る為に必要だ。
要約すると、こんな感じです。
一般的な常識から考えて、別に間違ったことは言ってないような気もするんですが、僕はちょっと思うところがあったのです。
会社への帰属意識は必要なくなる未来が待っている
副業が解禁されれば、個々の会社への帰属意識は間違いなく弱まります。
これは社内回覧の言う通りです。
と言うか、ネットが普及し始めた頃から、現在進行形でどんどん会社への帰属意識は薄れていっています。
個人でもネットを使って稼げる時代が来ています。
なので、これは今後も間違いなく加速していくことと思います。
戦後から高度成長期に根付いた、会社に評価され、出世のレールを歩いて行くことに対する憧れなど、すでに多くの人が持っていないことと思います。
戦後は言ってしまえば、日本がどん底に突き落とされた時代で、全てが0からやり直しな状態でした。
その状況であれば、会社で頑張る『だけ』で物は売れるし、成果は上がっていきます。
頑張れば報われた時代です。
会社で勤めあげることが美しい。
会社への貢献してこそ給料がもらえる。
この社会的価値観は、いまでも日本に残っていると思います。
というか、むしろ一般的な価値観だと思います。
でも、今は会社で頑張ったからと言って必ずしも報われる時代ではありません。
つまり、会社への帰属意識の低下は、いわば社会的価値観の変化でもあります。
これは、これから社会人になる若者に限ったことではなく、いわゆる社会人と言われる世代全員にとって無関係なことではありません。
『会社への帰属意識が弱まる』
そんな社会の価値観の中で、『会社が生き残る』為の施策を考えていくことって、僕はちょっと的外れに感じてしまうんです。
会社に依存しないスキル
現代の会社は、基本的に会社ありきで物事を考えます。
会社にとって、どうあるべきか?
会社の利益になることは何か?
全て会社が前提にあって、その会社を成長させる為には何が必要か?
これが現代における、一般的な会社の在り方です。
しかし、その会社への帰属意識が低下していく時代が目前に迫っているんです。
そんな中で、会社を生き残らせる為に力を使うことに、本当に未来があるんだろうか?
僕はそう感じます。
僕は、そんな状況だからこそ『会社に依存しない生き方』を考えること、あるいは『会社に依存しないスキルを身に付けること』が物凄く重要なんじゃないかと思うんです。
会社への帰属意識が弱まる・・だから、どうすれば会社が生き残れるか考える・・
これでは、会社だけじゃなく、そこに勤める個人個人も生き残れません。
会社への帰属意識が弱まる・・だから、会社に依存しない生き方を考える!
僕は、この発想こそが、これからの時代を生きていく上で、物凄く重要なんじゃないかと考えています。
時代の転換期
現代社会と言う時代の流れに乗っていると、どうしても分かりづらいですが、今の日本の間違いなく時代の大きな転換期を迎えています。
ここ十数年、インターネットの普及により、現代社会は大きな技術革新が起こっています。
歴史を見てみると、時代の転換期とは、社会的価値観が大きく変わるときに起こっています。
また、技術革新とは歴史を変えるパワーの源になり得ます。
会社への帰属意識が低下していくのに、会社の生き残りを考えること、そのスキルを身に付けることは、これからの社会的価値観に逆らうことになります。
日本に仏教という新しい価値観がやってきた時、それを受け入れなかった当時の有力一族がどうなったのか?
滅亡しました。
武士の価値観が全盛を迎える中、その価値観に逆らった後醍醐天皇の『建武の新政』は、どのような末路になってしまったのか?
わずか3年で終了しました。
力が物を言う戦国時代が到来したとき、その流れに乗り遅れた権力者たちがどのような末路を辿ったのか?
多くの下剋上を許し滅ぼされました。
このように歴史を見てみると、社会的価値観というものは、時代をひっくり返す大きな原動力であることに気付きます。
そして太平洋戦争での敗戦からの高度経済成長。
敗戦でメチャクチャになった日本。
そんな日本を復興させるために、みんなで頑張った。
マイナスからのやり直しになった日本は、みんなで頑張って商品を作れば、作っただけ売れる時代だった。
だから、会社の為にみんなで頑張ることが成長であり、成功法則である。
敗戦からの高度経済成長・・・そんな中で、出来上がった社会的価値観、いや・・・幻想が今なお、現代社会に根強く残っています。
それは、会社を前提とし、会社がどうあるべきか考える価値観。
しかし、戦後70年を経た今、ついにその社会的価値観が崩れ始めたんです。
そして、それを後押しするかのような『副業の容認』
もはや、会社を前提とした価値観では時代に取り残されます。
会社の為に頑張る事では、明るい未来はありません。
会社を生き残らせるんじゃなくて、自分が生き残るため、会社に依存しない為にどうするのか?
ここに、一刻も早く気づき行動していくこと。
それが、これからの時代を生き抜く大きな気付き!
何気なく回ってきた社内回覧・・・
そんな回覧をキッカケに、仕事しながらずっとそんなことを考えていた1日でした。
会社に依存しない生き方
僕は今、会社に依存しない生き方を歩んでいます。
社会的価値観は大きく変わりつつあります。
だからこそ、その価値観に乗り遅れないこと。
あなたの強みは、なんでしょうか?
その強みを活かす事こそが、会社に依存しない選択の大きな力となります。
時代の大きな転換期を迎え、その波に乗る事で新しい世界が見えてきますよ。
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