あなたの職場には、あなたが大嫌いな上司がいたりしませんか?
考え方、部下への指導方法、仕事へのスタンス。
何をとっても、価値観が違っていて、相性が最悪な上司。
とにかく嫌いな会社の上司。
そんな上司への、最善な対処法をお伝えしたいと思います。
上司が嫌いになる理由
嫌いな上司に指示命令を受けた時って、どうしたってやる気になりません。
また、怒られた時なんて、反省するどころか反発心が生まれるくらいです。
以前、僕が働いていた会社の上司は、自身がダメだと感じた特定の社員に対し、徹底的に攻撃する人でした。
目を付けられたら最後で、自身の席の前に社員を立たせ、60人くらいが働く部屋全体に聞こえるように、わざと大声で説教を始める人でした。
社員が何か言っていても、上司と言う立場を利用して、それを論破するようなやりかたで、最終的には何も言えなくなるような、そんな説教をしていました。
犠牲になった周囲の社員がいつも怒られている姿を見て、そして聞きたくもない説教の内容が聞こえてきて、『あの上司のやり方とか言ってることは納得できない』と、毎回感じていました。
とは言え何回か怒られたことはあるのですが、極力関わらないようにしていました。
その上司にしてみれば、舐められないようにとか、職場の空気を締めるとか、何かしらの目的があったんだと思います。
でも、大勢の前で毎回怒られる姿を見られて、しかも何を言っても論破されるような説教をされたって、人の心には刺さらないんじゃないかと思うんです。
その上司も含め、多くの上司は説教をした時に、こんな言葉を使います。
『○○さんの成長のために言っているんだ』
僕はそれを聞くたびに『??』と感じていました。
一見すると、相手の為に言いたくもないことを言っているように聞こえます。
もちろん、言いたくないことを相手のために言ってあげるというのは必要なことです。
でもこれって、上司側の逃げ道を用意する常套句でもあるんですよね。
僕にも部下がいて、注意喚起とかする時に、この言葉を使ってしまったことがあります。
如何にも相手のことを想ってるようなセリフですし、説教する理由にしやすいんですね。
でも、結局は説教の口実にしやすいってだけで、そんなこと思っちゃいないケースが多いです。
他にも『自分はどうでもいいけど、会社に迷惑がかかるんだ!』っていう常套句も、結局は会社に責任を押し付けて、自分の安全性を担保するための言葉ですね。
なんですが、そもそも嫌いで考え方の合わない上司にそんなこと言われたって、認めたくありません。
では、なぜ上司の言うことに納得できなかったり、反発したくなるのかというと、それは上司との『信頼関係』がないからです。
上司であっても誰であっても、人間である以上、考え方が合わなくて嫌いなタイプの人とは信頼関係は築けません。
嫌いな上司への対処法
僕は、そんな上司と極力関わらないようにしていました。
その上司と僕の間くらいのポジションの人に報告するようにしたり、僕と同列のポジションの人に報告を任せるような流れに持っていったりしていました。
とは言え、職場だと全く関わらない訳にもいきません。
生きていく上で、嫌いな人とも関わらなければならないのは事実です。
ですが、関わり続ける必要はないです。
関わってしまうことはあっても、関り続ける必要はないのです。
上司に認められて得られるものって出世くらいです。
この記事にも書きましたが、僕は出世は積極的に諦めることを推奨しています。
その会社でずっと働きたいと思っているのなら話は別ですが、そもそも大っ嫌いな上司がいる会社に骨を埋めようなんて思わなくないですか?
「嫌いな人とも付き合っていくのが仕事だ」と言われるかもしれませんが、半ばそれが当たり前だと思っているだけで、実際に嫌いな人と関わらない生き方を試してみたことがあるのだろうか??と思うんです。
『好きなことが仕事にできるほど甘くない』っていう人が、好きなことを仕事にしてみたことがないっていうのと同じですね。
実際は、嫌いな人と関わりたくないって思っている人がほとんどです。
でも、関わらなきゃいけないと思い込んでる。
もっと素直になればいいじゃん・・って思います。
嫌いな人と関わってしまうことは避けられないかもしれません。でも、嫌いな人と関わり続けることは避けられます。
全ての人が仲良く協力し合える関係は確かに美しいですし、理想の形だと思います。ただ、とても残念ですが、どうしてもわかり合えない関係は絶対に存在します。
だから人はいつの時代も人間関係で悩むし、それが原因で心を病んだりもします。ずっとずっと繰り返されてきたことです。
だからこそ、時には協力できない関係や嫌いな人との関りを断絶することが大事だと思っています。
そうしないから、いつの時代も戦争は起こるし、日本だってお隣の国といがみ合いが続いています。
マザー・テレサの有名な言葉もあります。
『愛の反対は憎しみではなく無関心である』
つまり、嫌いな相手を嫌いだと感じている内は、まだ相手に関心があるということ。
嫌いな人の良い所を見つけて嫌いと言う感情を無くすんじゃなくて、関係を断って関心を持たないようにすできれば、とても幸せなことだと思います。
嫌いな人と関わろうとするから、人間関係の悩みは絶えないし、人類の争いは絶えません。
ネットの掲示板だって、嫌いな意見とか書き込みにいちいち反応するから、くだらない論争に発展したりします。
嫌いな人間関係には無関心でいること。
嫌いな人とは関係を断って、嫌いという感情すら無くなった時、初めて幸せな人生とか、平和な世界とかが現実になるのかなと僕は思います。
嫌いな上司に無関心でいられる方法
んなこと言っても、会社に行けば上司はいるし、関係を断つなんてそう簡単ではありませんよね。
なので、あえて『会社で働かない将来』という選択肢を考えてみるのもありではないでしょうか?
突拍子もないことを言っているように聞こえるかもしれませんが、今の時代インターネットがあれば自分の好きなことや得意なことを活かして収益を得ることが可能な時代です。なので会社で働くのが当たり前と言う考えを、ちょっとだけ疑ってみましょう。
まずは副業からでも良いので、少しずつ準備を始めてみるのもオススメです。
会社だと嫌いな上司をはじめ、クレーマーなお客さんなんかとも関わり続けなければなりません。
でも、一人ビジネスだと、嫌いなお客さんに関わってしまうことはあっても、関わり続けることを避けることが可能です。
嫌いな上司に合うと考えるだけで朝起きるのが憂鬱だった毎日を、1日が楽しみで勝手に目が覚めてしまう毎日に変える方法。
その方法が気になる方を、コチラで順を追って解説しています。