自分が嫌い?自己評価の低さから感じた人事考課の話と長所と短所

お疲れ様です。拓です。

 

かちて僕の勤めていた会社で半年に一度の人事考課がありました。人事考課とは一定の期間内でそれぞれの社員が、どれだけ会社に貢献したのか評価する制度です。自分は一定数の部下を持っているので、評価する立場でもありました。そんな中、これまで関わりの無かった部下を始めて見ることがありました。

 

そこで、驚愕の実態を知ってしまったのです。

 

今期の人事考課から感じたこと

僕が勤務していた会社の人事考課には『自己評価』という制度がありました。上司が評価する前に自分の行動を振り返り、出来たこと出来なかったことを自分なりに評価するのです。そして、上司の評価と自己評価を比べて、自分が周囲(上司)からどのように見られているか、客観的な視点で分かるという意味があります。

この自己評価ですが、妙に自己賛美がすごかったりする人もいるのですが、基本的にはみんな謙遜しています。日本人は自己を謙遜する文化があり、それが美徳と言った価値観がありますから、当然と言えば当然です。なので、新しく異動した部署でも、自己評価はおおむね低いだろうと思っていたのですが、その結果を見た僕は愕然としたのです。

 

新しい部下たちの自己評価が高すぎた訳ではありません・・・。

低すぎたのです。

 

自己評価の低さが物語ること

どのくらい低かったかと言うと・・・例えるなら100点満点の自己評価だとしたら、彼らの自己評価は2点とか5点くらい。

『それって半年間何もしてなかってことかよ・・・・、いくらなんでもそんなことはないだろう・・』

心の中でそう思いつつ、彼らがなぜこんなにも自己評価が低いのか?少し考えてみました。

・・・答えは、すぐに見つかりました。

彼らは自分が嫌いだったのです・・・

 

自分が嫌になってしまった原因

その部署は、とにかく社員同士の仲が悪いかったのです。もちろん会社ですから、慣れ合って仲良くする必要は無いのですが、そういう意味で仲が悪いのではないのです。この部署では何か問題があれば、すぐこのような言葉が飛び出していました。

  • 自分は関係ありません
  • あの人がやったんじゃないですか?
  • 自分は何も聞いてなかったんで

 

つまり責任のなすりつけ合い、足の引っ張り合いです。ひとつの仕事をチームとして進めているはずなのに・・・なぜこんにも周囲に無関心で無責任なのか・・。あまりにも無責任な発言に怒鳴りつけてしまった事もあり反省するばかりですが、このような空気が染みついた組織を改革するのは並大抵の努力ではできません。

 

そして、この悪い空気は社員のレッテル貼りに発展します。

  • また、あいつが間違えた。
  • やつは使えない。
  • あいつはダメだ。

そして、このレッテル貼りは、その組織に蔓延していき、標的にされえた本人はどんどん負のオーラを纏っていくのです。

 

長所を見ようとしない悲しい会社組織

今回、自己評価が異様に低かった社員は、正しくこの標的にされた人たちでした。彼らは周囲から文句を言われ続け、自分に自信をなくし、自分が嫌いになってしまった・・・

その結果が自己評価に現れているのです。

 

確かに彼らはそんなに要領が良いとは思えません。しかし、あの自己評価は低すぎでした。ハッキリ言って、自分を肯定している部分が何もありません。これはどう考えてもおかしい。彼らを責め、レッテル貼りをする人たちは、彼らの短所ばかりを見ている。彼らにも長所はあるはずなのに・・。

話すのは苦手だけど、黙々と作業を進めるのは得意です!それだって立派な長所です。

そんな長所を引っ張り上げられない自分の無力さが悲しくなります。そんな一人ひとりの長所が評価されない会社組織って何なんだろう・・。

 

短所を改善するのではなく長所を評価することの重要性

はっきり言って、社会人にもなれば、性格なんてそうそう変えられるものではありません。短所は短所です。その短所を改善しなければならない会社に依存し続けることで、本当に人は幸せになれるんだろうか?と感じています。

もし、短所を改善しないで長所を思いっきり活かせる世界があるとしたら・・・もし、長所を活かした仕事で生活していけるとしたら・・。そんな世界に憧れませんか?

もちろん短所を克服できればそれは素晴らしいことですし、できないよりはできた方がいいと思っています。ただ、長所であったり、得意なことであったり、好きなことの方が、短所よりもはるかに伸びしろが多いし、なによりやっていて楽しいと思いませんか?

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