未来型 伊勢神宮マーケティングに行ってきました

どうもです。

拓です。

 

先日、前から行きたいと思っていた伊勢神宮に行ってきました。

そこでの学びや感じたことなど、お伝えしていきたいと思います。

 

 

コツコツ型の伊勢の神宮

ちなみにですが、今現在『伊勢神宮』という呼称が一般的ですが、これは通称です。

正式な名称は『神宮』です。

『伊勢』は付きません。

ですが、ここでは一般的な『伊勢神宮』で統一します。

 

伊勢神宮には、大きく分けて2つのお宮があります。

 

ひとつは天照大御神(以下アマテラス)をお祀りする『内宮』

ひとつは豊受大御神(以下トヨウケ)をお祀りする『外宮』

 

トヨウケは食物の神様で、毎日アマテラスにお食事を供しています。

なので、アマテラスが鎮まる内宮には、1日2回、外宮よりお食事が運ばれます。

これを『日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)』と言い、1500年もの間、1日たりとも欠かすことなく行われてきました。

これは、『神様を祀る(まつる)』という行為で、いわゆる『お祭り』の原型です。

 

伊勢神宮には様々な祭りがありますが、特に有名なのが20年ごとに実施される『式年遷宮』です。

式年遷宮は、敷地内の全てのお宮を立て替える壮大なお祭りです。

 

しかし、その大きなイベントは、伊勢神宮長い歴史の中で何度か中止されたり延期されたことがあります。

とくに戦国時代のような混乱の時代に、その傾向が顕著に見られます。

 

大きなお祭りは延期されたりしてきた歴史があるのに対し、小さなお祭りは1500年欠かすことなく行われている。

これって、物凄く大事なことだと思います。

 

例えば、3年に一回、新しいネットビジネスの教材を作って販売することにしたとします。

これって、販売する方にとっては、大きなイベントですよね。

しかし、それを実行するには、毎日の記事書きであったり、キーワード選定であったりと、小さな積み重ねからくる経験がなければ教材は作れません。

 

『日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)』のような小さなお祭りを大事にし、欠かすことなく続けることで、伊勢神宮の風格や品格は保たれ、今でも日本人の信仰を集めています。

その結果、式年遷宮という大きなお祭りに注目が集まるのです。

 

こういった、小さなコツコツした積み重ね、(ブログで言えば毎日の記事書きとか)が、やっぱり大事ですし、基本中の基本なんですね。

 

 

内宮と外宮の差

今回は内宮と外宮を両方参拝したのですが、内宮はかなり賑わっていて、外宮は閑散としていました。

 

その原因はなんだろう?ということなんですが・・。

 

単純にアマテラスとトヨウケの知名度の差というのもあるかもしれません。

アマテラスは名前は聞いたことあるっていう人も含めれば、かなりの知名度ですが、トヨウケなほとんどの人が名前すら知らないのではないかと思います。

また、アマテラスは日本神話でも、主人公になるお話がありますし、脇役としても度々登場します。

ですが、トヨウケに関しては名前が出てくるだけで、活躍するようなお話はありません。

 

そういった認知度の差からなのか、内宮だけ参拝して、外宮はスルーっていう方も結構いるようです。

ですが、内宮と外宮で差がついた理由の根本は、もっと別のところにあったのです。

 

 

世界観の違い

内宮と外宮って、全く別物という訳ではありません。

外宮→内宮と参拝するのが正しい作法で、片方だけ参拝するのは『片参り』と言い、演技が悪いと言われています。

つまり、外宮と内宮はセットで参拝するのが正式な作法なのです。

 

なんですが、内宮が賑わっていて、外宮が閑散としているんです。

 

この違いの原因が、近隣の商店街にありました。

 

内宮には、いわゆる『おかげ横丁』と呼ばれる商店街があります。

おかげ横丁は、伊勢神宮への参拝がブーム(お伊勢参り)となった江戸時代あたりの街並みを再現した商店街です。

 

その景観のとても統一されていて、ゴミ箱やガチャガチャも木造っぽくなっていたり、エアコンの室外機を木の柵で隠していたりと、とにかく徹底されていました。

 

一方の外宮の商店街ですが、それっぽい建物もあることはありました。

ですが、なんか点々としていて、妙に近代的な建物があったり、うちの近所にもありそうな小さいオフィスビルみたいなものがあったりと、なにしろ世界観が統一されていませんでした。

 

つまり、内宮はマーケティングがしっかりしていて、外宮はしっかりしていないっていうことなんですね。

この世界観が統一されているかどうかが大事で、外宮みたいにチグハグだと、どんなお客さんに何を訴えたいのかよく分からなくなります。

 

こういった世界観の統一が出来てくると、ブログにもファンが出来てPV数アップに繋がるんですね。

 

 

海外からの旅行者が少ない

そして、伊勢神宮に行って、大きく感じたとこがもう一つあります。

それは、外国人の旅行者が、ほとんどいなかったということです。

 

昨今は、京都や富士山など、日本の観光地は海外からの旅行者で溢れかえっています。

下手をすると、周囲から聞こえてくるのは外国の言葉ばかりで、日本語が全く聞こえてこないという・・・。

 

なんですが、伊勢神宮には海外旅行者の姿がほとんどありませんでした。

東アジアのどこかから来たっぽい2人組に、一度すれ違った程度です。

 

これは、何気に素晴らしいことだなと思っていて、このスタイルはずっと貫いてほしいと思っています。

伊勢神宮って、現在では日本で一番尊いとされるアマテラス様が鎮まっているお宮です。

伊勢神宮(や出雲大社、大神(おおみわ)神社あたり)は、日本における神道の最高峰に位置するお宮です。

そこには、日本人の原点や、心のよりどころがあります。

 

実際、伊勢神宮は、他の観光地とは違う日本人だからこそ受け取ることが出来る神々の息吹を感じました。

 

西洋は唯一絶対の神を信仰し、神は人を作った絶対的な存在として人間より上位の存在として君臨しています。

しかし、日本は『自然』そのものに神を感じ『自然』を崇拝することで、神様と共存していました。

 

自然という神様たちは、海の恵みや山の恵みを人間に与えてくれる、とてもありがたい存在である一方、時に荒れ狂い、天災を引き起こし、人間を恐怖に陥れる存在でもありました。

 

その証拠に、天災の一つである『雷』の語源は『神鳴り』であり、神々の怒りの咆哮、鳴き声として非常に恐れられていました。

 

そよ風が吹いて、木の葉がカサカサと鳴る。

そういった小さな自然の変化に、古代日本人は神々の姿を見ていました。

これは、西洋とは絶対的に違う価値観だと思っています。

言葉で表現するのが難しいのですが、そういった古代日本人が感じた神々の息吹を体感出る場所。

それが伊勢神宮でした。

 

これは海外からの旅行者を否定してるわけではなくて、こういった国の原点、その国に暮らす人々の心のよりどころは、どこの国であれ大切に守ってもらいたいと思っています。

そういった意味で、伊勢神宮は日本人に向けたマーケティングがしっかり出来ているのかなとも感じました。

 

もし、海外にも向けた観光産業になってしまったら、伊勢神宮は終わりだと思っています。

個人的な考えなのですが、世界遺産という肩書には、あまり価値がないと思っています。

そういった意味では、富士山の世界遺産は今からでも取り消してほしいくらいですし、大阪の古墳群の世界遺産推薦にも断固反対です。

日本も含め、各国が誇る文化や自然が、世界基準(西洋基準)で判断されて世界遺産になるという仕組みに、ちょっと疑問を感じています。

 

とくに日本の場合、世界最古の1500年以上の歴史を持ち、現存している中では神話から歴史へと繋がる連続性を持った世界唯一の国です。

それゆえに、伊勢神宮や出雲大社などは、その創建が神話で語られており、今も現役で信仰を集めています。

神話で語られる建造物は外国にもありますが、それらは国自体が滅んでおり、ただの遺跡と化しています。

これは、日本だけが持つ、世界に誇れる事実だと僕は思っています。

 

こういった、その国の有する歴史や文化の根幹になる場所は、あくまでその国の人たちが集う場所のままでいてほしいと思っています。

日本の文化を守る為にも、マーケティング的な意味でも、参拝に訪れる日本人のための伊勢神宮ていてほしいなと思います。

 

 

余談『犬も参拝していた伊勢の神宮』

江戸時代は『お伊勢参り』が流行しました。

大人気過ぎて、人間だけでなく犬もお伊勢参りをするほどでした。

 

体調不良や老化などで、外出できない主人の代わりに、飼い犬が首にお賽銭をぶら下げて伊勢神宮に参拝していました。

この光景は、決して珍しいものではなかったようで、道中で餌をもらったり道案内をしてもらったりと、温かい人情に触れながら、多くの犬が伊勢を目指したそうです。

時には、首にさげた賽銭袋にお金を入れてくれる人もいたそうです。

また、犬専用の休憩所もあったのだとか。

 

犬が首にお金をぶら下げていると分かれば、そのお金を盗まれたり、下手をすれば犬を食べてしまうような国もあります。

しかし、江戸時代は多くの犬が伊勢神宮まで参拝に行き、無事に任務を果たし、飼い主の所まで戻ってきました。

いかに、江戸時代が平和であったかが伝わってくるエピソードですね。

 

 

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