どうもです。
拓です。
国民的RPG『ドラゴンクエスト』。
僕は10を除き1~11までプレイ済みです。
ちなみに、好きなシリーズは『3』『5』『7』。
そして、最新の『11』がベスト3に入りそうな感じです。
それでは、各シリーズの思い出を簡単にお伝えするとともに、ドラクエの持つ王道展開のストーリー性などを語ってみたいと思います。
目次
ドラゴンクエスト1
記念すべき1が発売した時は、幼すぎたのでリアルタイムではプレイしていません。
確か4が出た後くらいにプレイした記憶があります。
そしてクリアできませんでした。
3と4をプレイした後だったので、1は主人公がずっと前を向いていたり、ふっかつのじゅもんが面倒に感じたりと最後までプレイすることが出来ませんでした。
なので1はこのくらいにしておきます。
ドラゴンクエスト2~悪霊の神々~
ドラクエの中では、最も難易度が高いと言われているドラクエ2。
2もリアルタイムのプレイではありませんでしたが、攻略本を片手になんとかクリアできました。
ちなみに『ゆうてい みやおう きむこう・・・・・・』のふっかつのじゅもんは使いませんでした。
高難度と言われる2ですが、個人的に一番印象に残っているのが、終盤の三連戦です。
アトラス、バズズ、ベリアルの悪霊の神々との戦い。
大苦戦した記憶があります。
とくにベリアル戦は何度も全滅しました。
そして、どうにか三連戦を突破した後に激突する大神官ハーゴン、そしてラスボスである破壊神シドー。
アトラス、バズズ、ベリアル、ハーゴン、シドー・・・。
僕のドラクエ史上、最も苦労した難敵たちでした。
ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~
今なおドラクエの最高傑作に挙げる人も少なくないドラクエ3。
僕がドラクエの中で初めてプレイした、思い出深い作品でもあります。
そんなドラクエ3最大の思い出といったら、やはり何と言っても大魔王ゾーマの強烈なインパクトです。
絶対悪としての存在感、戦闘中に流れるBGM『勇者の挑戦』、これぞまさしく『ラスボス』と言える圧倒的な大魔王だと思っています。
最近はオーケストラバージョンなんかもあったりするので、ゾーマ戦のBGMがよりカッコ良く聞こえます。
そして、威厳あるセリフ回し。
何故もがき生きるのか?
滅びこそわが喜び。
死にゆく者こそ美しいしい。
さあ、わが腕の中で息絶えるがよい。
シビレます・・・。
さらに、ドラクエ史上で初めて『いてつくはどう』を使ってきた大魔王でもあります。
『いてつくはどう』を放ってきた時の効果音と、すべての効果を一瞬で消し去るその効果に、小学生ながら恐ろしさを感じた記憶があります。
僕の中ではいまだにゾーマが、最強にして最も恐ろしい大魔王として君臨し続けています。
あと、何気に勇者の親父(オルテガ)が、カンダタの色違いだったことを知った時は、幼心にショックを感じたものです。
ドラゴンクエスト4~導かれし者たち~
ここからが『天空シリーズ』ですね。
勇者、ライアン、クリフト、ブライ、トルネコ、ミネア、マーニャ、全部で8人(正確にはFC版にドランがいる、あとリメイクではピサロがいる)の導かれし者たちが、運命に導かれるまま勇者の仲間となり、壮大な大冒険を繰り広げる名作ですね。
導かれし者たちが全員揃ったあと、スタメンの4人を選ぶわけですが、僕の周りでは例外なく、勇者、ライアン、アリーナ、クリフトでした。
大人になってから出会った人に聞いても、今のところ100%その4人です。
ミネアとマーニャあたりは、たまに馬車から出てきましたが、ブライとトルネコは使った記憶がありません。
特に覚えているのが、アリーナの会心のいちげき連発と、クリフトのザラキ連発ですね。
あとデスピサロって、必ずしも悪い奴ではないような気がしているのですが・・・。
恋人のロザリーが人間に殺されたことが、ピサロ暴走の原因ですからね・・・。
なお、シリーズの通常戦闘曲は、4が一番好きです。
ドラゴンクエスト5~天空の花嫁~
ドラクエ5は、僕が一番好きなシリーズです。
SFC版、PS2版を合わせ、もはや何周したか分からないほどです。
(ちなみにDS版は未プレイ、お嫁さん候補が追加されているそうですね)
仲間になるモンスターを全部仲間にする為、相当な時間を費やしました。
はぐりん(はぐれメタル)やロビン(キラーマシン)が仲間になった時は、思わずガッツポーズが出てしまったのを覚えています。
ちなみに初プレイ時の最終メンバーは、主人公、息子(勇者)、キラーマシン、ギガンテス、ヘルバトラー、グレイトドラゴン、ゴーレム、スライムベホマズンというモンスターだらけのパーティーでした。
まぁ、サンチョやピピンを外すのは分かりますが、奥さんと娘を外すのは、今から考えるとなんか切ないですね・・・。
そして、ドラクエ5と言えば、何と言っても『結婚イベント』でしょう。
小学生だった頃は、プレイする度にビアンカとフローラを交互でお嫁さんにしていましたが、大人になってからプレイしたリメイク版では、1度もフローラを選んでいません。
結婚前日の夜、幼馴染のビアンカは窓の外を見つめて主人公にこう漏らします。
なんだか大変なことになっちゃったね。
でも悩むことないわ。フローラさんと結婚した方がいいに決まってるじゃない。
私のことなら心配しないで。
今までだって1人でやって来たんだもの。さあ、〇〇(主人公の名前)は疲れてるんだから、もう眠った方がいいわよ。
私は もう少し、ここで夜風にあたってるわ。なんだか 眠れなくて・・・・・。
幼いころに、ゲレゲレを助けたり、お化け退治に行った幼馴染の想いは、最後の赤字部分に全て込められていると言えるのではないでしょうか。
一方のフローラは、気持ちよさそうに爆睡しています・・・。
ビアンカの気持ちを想うと、もはや選択の余地はありません。
僕も大人になって、人の心が分かるようになりました。
なお、結婚相手を決めるため、ビアンカとフローラどちらかに話しかけるところで、まずはルドマン(フローラの親父)に話しかけるのはお約束です。
『なんと、わしと結婚したいと申すか!考え直したまえ!』みたいなことを言われます。
ドラゴンクエスト6~幻の大地~
6はいろんな意味で、敵キャラの思い出が強い作品です。
まずは、何と言ってもムドー。
最初はラスボスっぽい感じでしたが、実はその裏にデスタムーアがいるという、3のバラモスとゾーマみたいな関係でしたが、バラモスよりもムドーの方が大物感がありました。
バラモスも決して小物ではなかったのですが、やはりゾーマの存在感が大きすぎたのかもしれません。
なお、ムドー戦のBGM(敢然と立ち向かう)が3のゾーマ戦に次ぐかっこよさです。
一方、6のラスボスであるデスタムーアは、あるイベントが原因でとても不遇な魔王となっています。
その原因を作ったのは、竜王やゾーマと並ぶ強烈さと人気を誇る『魔神ダークドレアム』です。
いわゆる裏ボスなわけですが、ダークドレアムを撃破した後、デスタムーアの元へ向かうとダークドレアムがデスタムーアを軽く捻りつぶしてしまうイベントがあります。
そのデスタムーアに、もはや魔王の威厳は無く、発言も完全に負け犬な感じです。
その結果、序盤~中盤で存在感を発揮したムドーの印象が強いのかもしれません。
ラスボス(デスタムーア)よりも、中ボス(ムドー)と裏ボス(ダークドレアム)の方が強烈なイメージを残している珍しい作品です。
まぁ、ある意味、5のラスボスであるミルドラースも、中ボスのゲマや、裏ボスのエスタークより印象が薄いですが、デスタムーアの様な情けない感じにはなっていないです。
とにかくダークドレアムの影響で、情けない印象が付いてしまった不遇な魔王がデスタムーアです・・・。
あと、テリーってスピンオフ作品で有名かつ人気があるイメージですが、ドラクエ6では仲間になるのが遅すぎて、あまり役に立たなかった記憶があります。
僕の場合、テリーよりも、むしろモブキャラのアモスの方が、よっぽど戦力になってましたね。
なお、6で最高のBGMは、街のBGM(木漏れ日の中で)です。
そして、エンディングのバーバラは、とても切なかったです。
ドラゴンクエスト7~エデンの戦士たち~
世間では賛否両論ある7ですが、僕は結構好きです。
石板を集めて旅立つそれぞれの過去の物語が、一見すると点々バラバラな物語のように思えるのですが、終盤でひとつに集約されていくことで物語の壮大さが見えてくると言うか。
ラスボスのオルゴデミーラが、とてつもなく強大な魔王だったことにも気づかされます。
(見た目は気持ち悪いですが・・)
そして、7はキャラクターが好きだったりもします。
マリベルは生意気ですが、主人公のアルスを思いやる一面があって好印象。
リメイク版だと、走り方がアラレちゃんみたいで可愛い。
(ヒーローズ2でも再現されてて嬉しかった)
ガボは、ちょっとおバカな感じですが、そこがいい。
元々オオカミで、オオカミとの連携技もあるのに、転職次第で最強の技がヒツジ(どとうのヒツジ)というところも面白い。
アイラは、キーファの意志を継ぐ重要キャラ。
少々たらこ唇で、登場時はお転婆な印象でしたが、仲間になってからは主人公を導くお姉さんといった印象。
やっぱりキーファの子孫だけのことはあります。
メルビンは、かつて神と一緒に魔王と戦った伝説の戦士。
この肩書だけで、僕の心は鷲掴みにされてしまいます。
見た目は、あまり威厳を感じませんが、そこがまた良い。
あと、7は全体的にBGMが好きです。
通常戦闘曲はそうでもないのですが、現在世界のフィールド曲(足どりも軽やかに)とか、イベントクリア後の切ない感じの曲(やすらぎの地)とかが特に好きです。
なお、一番好きだったイベントは、ゼボットとエリーの物語です。
主人公たちがイベントをクリアし、その場を立ち去る際、心を持たないはずのロボットであるエリーが主人公たちにこう呟きます。
アリガトウ・・・エリー・・・ウレシイ・・・・
プレイしていないと、なんのこっちゃ分からないかもしれないのですが、背景を伝えると長くなるので割愛します。
是非プレイしてみてください。
全ドラクエシリーズの全イベントの中でも、特に感動する屈指の名イベントです。
『やすらぎの地』がイベント後の余韻を感じさせる名曲すぎるので、相乗効果でさらに感動します。
ドラゴンクエスト8~空と海と大地と呪われし姫君~
8はなぜか印象が薄いのですが、伝説の七賢者の設定が好きでした。
ドルマゲスの手により、次々と葬られていく七賢者の末裔たち。
ドルマゲスを追いかけながら、絶対に倒さねばならない敵であることを意識させられました。
なので物語には、とてものめり込みました。
個人的な感想ですが、8は他のシリーズに比べ、登場キャラへの共感が薄かったように感じます。
嫌いなわけではないのですが・・・
やっぱりキャラ愛って、作品自体への思い入れを左右する重要な要素だなと感じます。
ラスボスであるラプソーンのビジュアルも・・・なんかイマイチな感じでした。
あと、ドラクエのサブタイトルって、『そして伝説へ』とか、『導かれし者たち』といった、バシッと決まるカッコイイものが多いのですが、8はちょっと長くて締まらない印象があります。
『呪われし姫君』だけでも良かったんじゃないかと思っています。
とは言え、なんだかんだで2、3周しましたけどね。
ドラゴンクエスト9~星空の守り人~
正直、9のストーリーは全然覚えていません。
3以降の作品では、唯一周回プレイをしていない作品です。
サンディと坊主の天使の印象があるくらい・・・。
エルギオスも、あっさり倒してしまった記憶があります。
むしろ、歴代キャラの装備や、クリア後に歴代魔王と戦えることに興奮し、その印象ばかりが残っています。
そして、ハーゴンが出てこなかったことに疑問を感じていました。
バラモス、ムドー、ドルマゲスはいたのに・・・
とにかくパーティーを強化(まさゆきの地図だっけ?)して、どんどん強くなる歴代魔王たちと戦いまくってました。
とくに竜王とシドーとゾーマのLvは、かなり上がってた記憶があります。
ドラゴンクエスト11~過ぎ去りし時を求めて~
10は未プレイなので、最後は11です。
シリーズものって想い出補正がかかるものですが、11に関しては5と並ぶ素晴らしいストーリー、そして4や7をしのぐ各キャラの魅力など、シリーズ中でも屈指の名作だと感じています。
お気に入りの仲間キャラは、ベロニカ、マルティナ、グレイグ。
特にベロニカ死亡には、驚かされました。
5ではパパスが死亡しますが、パパスは完全AIキャラで正規のパーティーメンバーではなかったと考えると、ベロニカの死は正規のパーティーメンバーが途中で死亡するという、シリーズでも初めての出来事だったのではないかと思います。
そして、ラスボス撃破後、過去に戻ることでベロニカ復帰という流れも、うまく出来ているなと感じました。
生き返ったりしたら、なんか興ざめなので・・・・。
お色気担当のマルティナは、幼いころから主人公を導くお姉さん的な感じで、なんか好きでした。
4のアリーナを彷彿とさせる女武闘家でもあり、マルティナ登場時の武闘大会の演出は、シリーズファンなら唸らずにはいられない展開。
4の2章アリーナの参加した武闘大会の完全オマージュ。
BGM、登場する敵キャラなどなどニヤリとさせられました。
なお、お色気担当ということで、8のゼシカと比べられることもあるようですが、僕は完全にマルティナ派です。
グレイグは、その勇名が世界に轟く戦士。
この時点で、7のメルビン同様、グッときます。
そして、最初は敵なのですが、紆余曲折を経て仲間になります。
ドラゴンボールで言う所のベジータ、ワンピースで言う所のクロコダイルみたいに、最初は敵対したけど戦いを経て主人公よりなるキャラが、僕は好きになる傾向があります。
当然、カミュやセーニャ、シルビアもキャラが立っていて、各イベントや戦闘でそれぞれ使っていました。
ただ、ロウだけは、ほとんど控えにいて出番がなかったですが・・・。
仲間にならないキャラでも、エマ、ファーリス、ハンフリー、リーズレット、ホメロスなど、魅力的なキャラがいっぱいいました。
主人公の幼馴染エマは、素直でやさしいストレートな幼馴染。
へなちょこ王子ファーリスの土下座シーンと、その後勇敢に戦う場面。
格闘王ハンフリーが、孤児を守る為に下した苦渋の決断。
高飛車に思えた氷の魔女リーズレットが謝るシーンや、実は面倒見が良い性格だったこと。
性格悪いホメロスにも、グレイグに対する嫉妬があったといったように、どこか憎めないキャラが多かったです。
唯一、気になった点を述べるとしたら、主人公の髪型が勇者っぽくなかったことくらいです。
11は随所にシリーズファンなら分かる要素が散りばめられており、総合的にみて、5や7と並ぶくらいの名作でした。
まとめ
以上、ドラクエシリーズの思い出を、かなりまとめて語ってみました。
とくに3、5、7、11あたりは、それだけで結構なボリュームの記事に出来そうです。
ドラクエって、言ってしまえば王道な展開が多いです。
イベントもどこかで見たことあるような、ベタなものが多いです。
でも、多くの人が時と場所を選ばず心に刺さる展開にだからこそ、王道でありベタなんだと思います。
様々な困難に会いつつも、仲間たちと共に困難を乗り切り、最後はハッピーエンドで終わるドラゴンクエスト。
王道ではあるけれど、やっぱり国民的RPGにまで上り詰めるだけのストーリー性、キャラへの共感があるのかなと思います。
最近は、6か8のリメイク版でもやってみようかなと思っています。
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