日本はもともと男女が活躍している歴史だったのを知ってますか?

どうもです。

拓です。

 

世の中には亭主関白とか、かかあ天下とかありすよね。

あるいは、女性が活躍できる世の中を!なんて言葉も、最近はよく耳にします。

 

でも、もともと日本には、男性と女性でどっちが上とか下とか、無かったことをご存知ですか?

 

国風文化

日本には、一カ所だけ他に類を見ない歴史があります。

今からおよそ千年前の平安時代中期。

 

いわゆる国風文化が栄えた時代。

この時代に、突如として幾多の女性たちが歴史の舞台に登場してきます。

 

代表的な人物としては『四才女』と呼ばれる四人の女性。

紫式部、清少納言、赤染衛門、和泉式部。

他にも伊勢大輔、小少将の君、小馬命婦、大弐三位、小式部内侍などなど。

 

彼女たちは『女房』と言われる人たちです。

『女房』とは宮廷に使える女性たちの総称で、主に天皇の奥さんの身の回りの世話や、教育係、来客があった時の取次などを担っていました。

現在でも、妻のことを『女房』と言いますが、その語源でもあります。

 

そんな女房たちの中から、有名な文学作品が誕生しています。

紫式部の『源氏物語』、清少納言の『枕草子』は、その代表格です。

 

源氏物語は世界最古の女流長編小説として、枕草子は世界最古の随筆集として、千年経った今でも新たな翻訳本が次々と発売され、時にはマンガになり、現代では世界に飛び出し、多くの現代人に親しまれています。

また、和歌の世界においても女房たちは秀作を残し、多くの作品が百人一首にも選出されています。

 

このような女流文学や和歌の隆盛が、女房たちの活躍にあり、国風文化を牽引するひとつのエネルギーになっています。

 

強かった日本の女性たち

日本の歴史には、国風文化の時代以外にも女性は登場します。

例えば、北条政子や日野富子、淀や篤姫などは有名です。

 

ですが、彼女たちはそれぞれの時代に点として存在しているだけで、女性の活躍を象徴するような存在ではありません。

また、彼女たちは将軍や時の権力者の妻であったり側室あったりなので、政治的権力と非常に近い存在でした。

つまり、歴史に名前が残りやすいポジションにいたわけです。

 

一方で、国風文化を担った女性たちを見てみると、宮廷で働いてはいたものの権力者と婚姻関係があったわけはありません。

紫式部も清少納言も他の女性も、言ってしまえば、宮廷で働いていた多くの女性の一人にすぎません。

 

このような政治や軍事と関係のないところで、多くの女性たちが活躍する歴史は世界にも類を見ません。

 

多くの女房が文学作品を残した理由は、『ひらがな』が誕生したからだと言われています。

それまでの日本には漢字しかなく、漢字は男性が書く文字とされていたからです。

ひらがなが誕生したことにより、女性も文字を書けるようになったということです。

 

確かにそれも理由の一つです。

 

ですが、僕はもっと手前の部分に、女房たちが活躍できた理由があったと考えています。

 

それぞれか活躍できる場所

それは、単純な答えです。

女性が活躍する場が、日本にはあったからです。

男女で仕事の役割は明確に分かれていましたが、どっちが上でどっちが下とかいう価値観自体が無かった、あるいは薄かったのではないかと考えています。

 

枕草子を見てみると、清少納言が男性を言い負かしたりしていますし、そんな彼女との会話を男性たちが楽しんでいます。

枕草子や和泉式部の日記を読んでみると、ある程度の自由恋愛があったことも分かります。

 

男性には男性の、女性には女性の活躍する場があり、どちらが上でも下でもなく、それぞれの場所でそれぞれの活躍をしていたのが日本の歴史なのです。

 

そして、これは平安時代に限ったことではありません。

 

日本神話では、多くの女神が男神と同じように活躍しています。

そもそも、現在の日本の最高神は女神です。

 

弥生時代から古墳時代には、いわゆる卑弥呼という女性が登場します。

卑弥呼という女性が実在したかは別として、女性が祭祀王として活躍していたことを伺わせます。

 

戦国時代の女性は悲劇的な描かれ方をされやすいですが、実際は違います。

家を守るための大切な存在でしたし、薙刀を振るって戦うこともありました。

むしろ、武将の妻なんかは、家中のご意見番として存在感を発揮しています。

 

江戸時代なんかは、遊女が虐げられていたという印象がありますが、これも誤解です。

とても高いプライドを持って働いており、むしろ世の女性たちにとって憧れの存在でした。

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2019.04.20

 

また寺子屋のお師匠さんも、40%は女性だったという記録が残っています。

 

このように見てみると、日本には亭主関白とか男尊女卑とかっていう価値観は、もともと無かったんじゃないかと思えてきます。

 

というか、そういった価値観が日本で芽生えてきたのは、西洋の文化に感化された明治維新以降からです。

ここ150年くらいの価値観でしかないのです。

この150年間がおかしいんです。

 

昨今は男だとか女だとか、過敏になり過ぎているように感じます。

男性には男性の魅力があるし、女性には女性の魅力があって然るべきだと思っています。

 

亭主関白に苦しむ必要もないし、かかあ殿下に頭が上がらなくなる必要もありません。

それが、約2000年続いてきた日本の歴史であり価値観です。

 

男性アイドルグループと女性アイドルグループがあるように。

歌舞伎と宝塚があるように。

どっちが上でも下でも無くて、それぞれが活躍できる場所で力を発揮するっていうのが、本来の日本の在り方なのかなと思います。

 

 

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