会社の常識が嫌いな人こそ最強の日本人になれる歴史的事実

どうもです。

拓です。

 

突然ですが現代の日本人、あるいはあなたが働いている会社のことを、どう感じていますか?

  • 『我慢は美徳』という価値観。
  • ブラック企業の闇に苦しむ若者たち。
  • 隣国に振り回され続ける日本の外交。

様々な社会問題や国際問題を抱えた現代日本人は、お世辞にも強い日本人とは言えないのではないでしょうか。

 

しかし、日本という国は、ずっと前から弱かった訳ではありません。

 

今からおよそ700年前・・・

足利尊氏が室町幕府を開いた頃・・・。

 

世の中には『ばさら大名』と呼ばれる、とても強い日本人たちが活躍していました。

この頃の時代は、おそらく精神的に一番屈強な日本人が活躍していた時代です。

 

そんな時代を少し覗いてみましょう。

この時代には、会社の常識とかルールとかに不満を感じている大人たちへの、強烈なメッセージが込められています。

 

日本人が精神的に最強だった時代を見ることで、『現代』という時代を生き抜くヒントを探してみましょう。

 

強すぎたばさら大名たち

では『ばさら』とは一体何なのでしょうか?

 

『ばさら』とは主に、秩序を無視し、権威に反発する社会的風潮の事を言います。

このような風潮の元、派手な衣装で京都を練り歩き『ばさら』していたのが、いわゆる『ばさら大名』と言われる人たちです。

 

彼らは『ばさら』と言うことばが示す通り、自分の価値観を信じ、常識に捉われない行動で時代を生き抜きました。

 

そんな『ばさら大名』と呼ばれた彼らは、どんな生き方をしていたのでしょうか。

 

なんでも有りだった南北朝時代

まずは、彼らが生きた南北朝、そして室町という時代を見てみましょう。

時代背景から、この時代はぶっ飛んでいます。

 

  • 朝廷が2つ存在、天皇が二人、元号も2つ、ひどい時は3つ
  • 重要な役職に就ける家柄は決まった4家のみとされていたのに、5家も6家も、その役職に就任
  • 金閣寺で有名な足利義満は皇室乗っ取りを企み、初の民間人天皇が誕生するところだった
  • 大名家が貿易の利権を巡って海外で戦争(内輪もめ)

 

このような時代背景の元、権威を恐れない『ばさら大名』たちが登場します。

彼らの行動は、現代人では想像も出来ないほどの破天荒っぷりでした。

 

一人のばさら大名は、このような事を放言しました。

『天皇など、人である必要はなく木か金で像を作って、それを崇めていればいいだろう』

 

一人のばさら大名は、酔っぱらった勢いで、たまたま通りかかった上皇(天皇の父)の乗る牛車に弓を射かけました。

上皇は別の言い方で『院』と言います。

頼遠は上皇の乗る牛車を見て、こう言い放ちました。

『院(いん)と言ったか?犬(いぬ、いん)と言ったか?犬ならば射てしまえ!!』

酔っぱらって調子に乗った彼は、こんなダジャレを言った後、上皇に弓を射かけたのです。

 

一人のばさら大名は、お寺の紅葉があまりに美しかったため、その枝をへし折って持ち帰ろうとしました。

それを見た僧侶たちは、無断で枝を折った男に苦情を申し立て、彼の家来に乱暴を働きました。

それを聞き、父親は家来たちを連れ、そのお寺を焼き払ってしまいました。

 

時代が時代なら、人も人・・・

とにかく、やりたい放題だった時代を代表する男たちが『ばさら大名』だったのです。

 

信念を貫く『ばさら大名』

一見、無茶苦茶なばさら大名だちと、その時代。

しかし、彼らの行動は一概に常識はずれで片付けられない部分があります。

それはどういうことか・・。

 

彼らの行動を、もう一度確認してみましょう。

 

『天皇など、人である必要はなく木か金で像を作って、それを崇めていればいいだろう』

一見、とんでもない暴言に思えますが、よく見てみると『天皇の権威』は否定していません。

天皇は人間でなくても良いと言っていますが、天皇と言う『権威』は必要であるという前提の元に言っているのです。

実際に、彼は朝廷を滅ぼすような軍事行動にも及んでいません。

 

 

上皇の牛車に弓を射かけた行為はさすがに問題となり、頼遠をはじめとする土岐一族は全員処刑されることになりました。

しかし、頼遠は自分がやらかした罪であることを自覚し、一族の助命を必死に懇願します。

頼遠の願いは通じ、彼は一人で打首になりました。

 

 

彼は寺を焼き払ってしまいました。

当然ながら彼は罪を問われ左遷されます。

しかし、民衆は彼を褒め称えました。

焼き払われたお寺は、権威を笠に着て偉そうな態度をとる者が多く、民衆から良く思われていなかったのです。

 

一見やりたい放題の無法者に見える『ばさら大名』たち・・。

しかし、その言動には自らの正義を貫く信念があります。

 

彼らは、日本における天皇の存在を否定していません。

彼らは、問題の責任が自分にあったことを自覚し、責任を一身に背負っています。

彼らは、世間体よりも、お寺を懲らしめることを優先しただけです。

 

とんでもない時代に生まれた彼らは、正義の伴ったとんでもない行動で、室町と言う荒れた時代をたくましく生きていたのです。

 

とんでもない時代・・・現代

社員をこき使い潰してしまうブラック企業が横行する現代日本。

さらに、我慢は美徳と言う謎の価値観が根付いた現代日本。

 

そんな環境なのに表だって不満も言わず、必死に食らいついている現代日本人は、室町時代とは正反対です。

おかしな価値観、おかしな時代・・・そんな環境である現代だからこそ、自分の正義を貫いて『ばさら』していた彼らの人生を見つめ直すことが必要です。

 

例えば、残業代が支給されない・・・

であれば、この言葉を思い出してください。

会社否定ではなく、残業代が支給されない事を思いっきり否定してください。

 

上司が責任を取らない・・・

であれば、この行動を思い出してください。

部下に責任をなすり付ける行為は許されないのです。

 

社員がみんな不満に思っている・・・

であれば、この行動を思い出してください。

自分が正しいと思ったことを行動に移してください。

 

ばさら大名たちと同じように行動するには勇気が入ります。

さすがに現代社会で同じことはできません。

しかし、生きづらい現代社会だからこそ、ほんの少しだけでも『ばさら』してみることが必要なのかもしれません。

 

ブラック企業で心が潰れそうな時、ほんの少しだけ『ばさら』してみませんか?

その先には現状を打開する、明るい未来があるかもしれませんよ。

 

 

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