歴史に学ぶ!仕事にやりがい感じてますか?責任感より大事な使命感

どうもです。

拓です。

 

あなたは、今の仕事を責任感でやっていますか?

それとも使命感でやっていますか?

 

多くの人が責任感のみで働いている会社の仕事。

そんな仕事に使命感を感じられる人は、意外と少ないのです。

 

でも、仕事って『使命感』を感じたときに本当のやりがいを感じられるものです。

 

今回は、使命感を持って戦に臨んだ戦国武将のお話をお届けします。

なお、こちらの記事をご覧になってからだと、この記事の内容がより理解出来るかと思います。

歴史に学ぶ!合わない上司に従った男の悲劇とその対策とは?

2019.09.17

歴史に学ぶ!あなたの魅力は自分の中にあるのを知っていますか?

2019.09.18

 

敗戦

この戦に、もう勝機はない・・・

銃弾で次々と見方が倒れる中、まともに継戦能力を保っているのは、右翼を担った俺の部隊だけだった。

左翼を担っていた山県と内藤の部隊は完全に崩壊している・・・。

おそらく、やつらは生きてはいまい・・・。

山県や内藤以外の勇士たちも、ことごとく討ち取られた。

 

俺は『不死身の鬼美濃』と呼ばれている。

これまで70回以上の戦場に臨んできたが、今まで一度として傷を負ったことが無いからだ。

 

だが、その記録も今日で終わるだろう。

もはや、武田に勝機は無い。

 

かくなる上は、勝頼様だけでも無事に戦場を離脱させる。

俺に残された時間は、それを果たす為にある。

それが、俺の使命だ!

 

不死身の鬼美濃

不死身の鬼美濃(ふじみのおにみの)と呼ばれた戦国武将『馬場信春』。※信房とする場合もあり。

長篠の戦いにおいて、武田勝頼を戦場から逃がすために、最後まで踏みとどまった武将として知られています。

その最期は、敵である織田側からも賞賛されるほどでした。

 

討ち取られる寸前まで、傷を負わなかったという不死身の男。

そんな信春が感じた使命感。

一切傷を負わなかった彼の人生は、最後のこの時の為にあったのかもしれません。

 

敗走

武田勝頼の本陣に、悲壮感漂う伝令たちが次々と駆け込んでくる。

 

『山県三郎兵衛昌景様 お討ち死に!』

『内藤修理亮昌秀様 お討ち死に!』

 

もはや総崩れである。

勝頼の顔にも生気が無くなっている。

 

父 信玄の時代から武田を支えてきた歴戦の勇士たちを、ほとんど失っていた。

まともに踏み留まっているのは、馬場信春の部隊のみ。

その馬場隊からの伝令が、息せき切って本陣に駆け込んできた。

 

伝令からの言伝を聞いた勝頼は決断した。

『退却を開始する!』

 

殿軍(しんがり)を務めるのは、馬場信春隊。

つまり、唯一まともに戦える状態だった俺の部隊だ。

殿軍は、本隊の退却を援護しながら、自軍も退かねばならない。

戦場において、最も致死率が高い。

 

これまで、馬防柵の向こうに引っ込んでいた織田・徳川連合軍。

俺たちが退却を始めた途端、堰を切ったように突っ込んできた。

 

しかし、俺は追撃してくる敵を次から次へとなぎ倒した。

本隊には・・・勝頼様には、指一本触れさせぬ・・

この状況下においてもなお、俺は傷を負っていなかった。

 

ふと、俺は勝頼様のいる本隊の方に目をやった。

はるか遠くに本隊が見える。

これだけ距離が離れれば、もう安全圏だろう・・・・。

 

山県も内藤も、生きて甲斐には戻れなかった。

そして、どうやら俺も生きて帰れそうにない。

残っているのは、高坂だけだ・・・

 

「勝頼様を・・・武田を頼んだぞ・・・・・」

 

そう呟いた後、俺は後退する歩みを止めて叫んだ。

 

『我こそは不死身の鬼美濃っ!』

『馬場美濃守信春!!!』

 

俺は追撃してくる敵軍の中に斬り込んだ。

敵は俺めがけて一斉に遅いかかってきた。

 

ついに、俺は傷を負った。

でも、それでいい。

 

お屋形様(武田信玄)と共に作り上げた最強の武田軍。

その後継者である勝頼様を無事に退却させる!!

それが俺の使命だ。

 

この戦場で、唯一、俺の部隊だけが残ったのも・・・。

これまで、かすり傷ひとつ負わずに生き残ったのも・・・。

全てこの時の為・・・勝頼様を逃がすという使命を果たすため・・。

 

その使命を果たすために、これまで参戦してきた70戦ぶんの傷を、全て今ここで負ってやる。

全身に激痛を感じながら、ふとそんなことを想った。

 

俺は最後の力を振り絞り、敵に一太刀を浴びせてやった。

自らの体も流血していた上に、返り血も浴びた。

 

真っ赤に染まったその形相は、まさしく不死身の鬼そのものだった。

 

使命感と責任感

勝頼を逃がすために、最期まで戦い抜いた馬場信春。

彼を突き動かしていたのは、決して責任感ではなかったと、僕は想っています。

 

信春を突き動かしていたのは、『使命感』です。

 

責任感を持って仕事をしている人は多いです。

責任感は、ほとんどの人が持っています。

ですが『使命感』を持って働いている人って、あまりいないのではないでしょうか。

 

仕事に対するやりがい、楽しさ、そういったものは、使命感を持った時に始めて感じられるものです。

 

使命感の先には『こうしたい』っていう何かしらの将来像があるはずです。

責任感だけでやる仕事に、やりがいは付いて来ません。

 

文字通り、『命』を『使』って勝頼を逃がした馬場信春は、その『使命』を果たしました。

 

現代では、信春のように生死をかける必要はありません。

でも、『使命感』を持って働ける仕事こそ、本当の好きなことであり、あなたの天職と言えるのではないでしょうか。

 

馬場信春と同じく武田四天王の一人『高坂昌信』から紐解く『最強の文章術』のお話はコチラです。

歴史に学ぶ!テクニックからは身につかない最強の文章術とは?

2019.09.25

 

 

一日24時間が自由に使える『趣味三昧な毎日』を実現する秘訣はコチラ

電子書籍無料配布中!

24時間 趣味三昧な生活を実現する

0から始めるオススメ教材