お疲れ様です。拓です。
最近よく耳する言葉『AI』
いわゆる人工知能と呼ばれるやつです。
そう遠くない将来、多くの仕事がAIに奪われる・・・
そんなことが、まことしやかに囁かれています。
職を失ったら困る・・・
そう思いますよね。
でも、AIが今後ますます普及していくことは間違いありません。
では、どうすれば良いのでしょう?
そんな不安を解決する大きなヒントが、千年前に書かれた源氏物語に隠されているのです!
紫式部の源氏物語
今からおよそ千年前・・・宮廷に仕えた一人の女性『紫式部』
彼女が書き残した世界最古の女流長編小説『源氏物語』
現在、源氏物語は20カ国もの言語に翻訳され、世界中で愛される文学作品としてその名を轟かせています。
源氏物語の主人公は『光源氏』
そして光源氏を取り巻く女性たち。
源氏物語の内容とは、光源氏と周囲の女性たちが繰り広げる恋愛劇。
そんな源氏物語が千年の時を超え、世界中で親しまれている理由とは?
その理由こそ、AIの時代を生き延びる重大な要素なのです。
源氏物語が千年読まれる理由
では、源氏物語が千年以上も読み継がれてきた理由は何なのでしょうか?
一つは歴史史料として貴重!という側面があります。
あるいは、単純に内容が面白かったから!というのも理由になるでしょう。
しかし、それだけではありません。
もっと大切な理由があるんです。
それが、情緒的価値です。
情緒的価値とは、感想や考え、哲学、美学、想いなど、その人の感性や感情を指します。
この情緒的価値こそ、AIでは絶対に真似できない事なんです。
源氏物語が語る情緒的価値
源氏物語とは一言で言ってしまえば、光源氏の恋物語。
光源氏は人生で出会った様々な女性たちと恋に落ち、女性を想うどうにもならない感情を燃え上がらせます。
また女性たちも光源氏を想い、嫉妬や憎悪、悲しみや喜びなどの様々な感情を巡らせています。
この光源氏や、彼を取り巻く女性たちの様々な感情こそ、人間の持つ不変の心理。
千年の時を隔てても、国境を超えても、生活環境や言語、文化や宗教が違っても、絶対変わる事のない人間心理。
そこを見事に突き、情緒的価値を千年の長きに渡り与え続ける源氏物語。
その先にあるのは光源氏への共感、源氏を取り巻く女性たちへの共感、そして源氏物語への、紫式部への共感。
どの時代にも、人種にも左右されない情緒的価値を提供し共感されてきたからこそ、源氏物語は今なお世界中の人々に愛され続けているのです。
AIは機能的価値
そう遠くない未来、AIの普及により、面倒な作業や細かい作業は全て人工知能が何とかしてくれる時代がやってきます。
とっても便利な時代の到来です。
しかし、残念ながらAIに感情はありません。
結局のところ、人間は人間を求めます。
自分の考えに共感してほしい
自分の描いた絵を見て欲しい
自分のカッコイイところを大好きなあの子に見てもらいたい
こういった考えの先には必ず相手がいます。
人間がいます。
自分の良いところ見て欲しい。
愚痴を聞いてほしい。
これは相手が人間でなければ務まりません。
カッコいい自分を、AIに見せて認めてもらいたい!なんて思わないはずです。
どんなに便利な時代がやってこようと、人間はAIとは共感し合えないんです。
つまりAIとは、あくまで生活を便利にする『機能的価値』しか持っていません。
人が人と共感し合える『情緒的価値』はAIでは不可能なんです。
機能的価値じゃなくて情緒的価値!
これからの時代は、機能的価値ではなく、情緒的価値がとっても大事になってきます。
人はいつの時代も、どこの国でも情緒的価値を欲するんです。
だからこそ、源氏物語は今なお色褪せることなく、千年の時を超え生き残ってきました。
なんでもAIがやってくれる時代になればなるほど、人は情緒的価値を求めます。
これからの時代を生き抜くためには『情緒的価値』を重視していく必要があるんです。
これまでのブログサポートやコンサルでの教えを振り返ってみても、これは間違いありません。
情緒的価値を提供することで得られる共感
これこそがAI時代で生き残る、とっても大切な教訓だと僕は考えています。
大好きな人に情緒的価値を届けよう!
しかしながら・・・
会社組織にいると、情緒的価値ってそうそう押し出せるものではありません。
情緒的価値って、結局は個人の感情に共感し合うことだと思うんです。
源氏物語だって光源氏や、個々の女性たちの感情や嫉妬に共感しているからこそ、生き残っているんです。
自分に共感してくれる大好きな人に情緒的価値得を提供する。
これが人間が本来持つ幸せな共感だと思うんです。
ちょっと黒い本音を言ってしまうと、大っ嫌いな人に感情をさらけ出したくないですし、何より共感してほしくありません。
・・・と言うか、共感出来ない人だから嫌いなんじゃないかとも思います。
あなたが理想に想う大好きな人に情緒的価値を提供していく。
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