どうもです。
拓です。
先日、僕が住んでる群馬県では、気温が40℃を超えました。
毎年、高温過ぎてニュースにも取り上げられる群馬県館林市。
僕が住んでるところからは、車で1時間~2時間もかかるのですが、館林には多々良沼(たたらぬま)という好きな場所があるので、気分転換も兼ねて久しぶりに行ってみたら40℃だった、という感じです。
↓ちなみに、多々良沼はこんな感じのところです。↓

別に何か特別なものがあるわけではなく、ただ大きな沼(池?)があって、周辺がそれなりに整備されているだけです。
この『それなり』というのポイントです。
一応『多々良沼公園』という名称らしいのですが、綺麗に公園化されていて市民の憩いの場になっているわけでもなく、かといって全く整備されてないわけでもないので、絶妙な塩梅で自然を満喫できるのです。
ほとんど人もいないし、近くに大通りも無いため本当に静かです。
この日は、夏を感じさせるたくさんの蝉の鳴き声をベースに、わずかなカラスの鳴き声、風に草木が揺れる音、沼の水が揺れる音、そして遠方の空にこだまする雷の音。
聞こえてくるのは自然の音だけ。
いろんな蝉が鳴いていたけど、その中にヒグラシの声も聞こえて、少しだけ晩夏を感じさせるような哀愁が漂っていました。
ちなみに、沼の畔には弁財天が祀られており・・・

どうやら、鎌倉時代末期の執権である北条高時と関係があるらしいです。

また、敷地内には木々が鬱蒼とした箇所があり、わかる人にはわかるであろう『カブトムシの存在』を感じることができます。
幼い頃、カブトムシやクワガタ採集に出かけ、林の中で感じた独特なカブトムシの匂い(臭い?)。
少年時代の楽しかった夏休みを思い出させてくれる匂いです。
そんな林の中には、かつて城があったそうです。
城の名前は忘れましたが、戦国時代の城みたいです。
多分ですが、↓は土塁と空堀の跡なんじゃないかと思います。

もっと詳しく城跡を調べてみたくなり、林の中へ突入を試みたのですが、想像を絶するクモの巣の数と、頭上に落ちて来るであろうセミたちに恐れをなし、断念せざるをえませんでした。
という感じで、久しぶりに多々良沼に行って周囲を散歩してみたのですが、こういうのもたまには大事だなと思いました。
趣味に没頭しすぎて、趣味と仕事が融合してしまっている今現在、どうしても家に籠りがちになります。
もちろん、引きこもるのが好きでやっているのですが、ずっと籠っていると気分が優れなくなる時があると言うか、悪い方に考えてしまったことに対して、どんどん悪い方に考えてしまったりとか、妙な悪循環に陥ってしまう時があります。
そんな時は、自分なりの気分転換できる場所や方法を持っていると、落ちた気分を洗い流すことが出来ます。
ということを、40℃の灼熱地獄の中、汗まみれになりながら感じたのでした。
落ちた気分と一緒に、体の水分も全部流れでました。
僕が好きなもうひとつの自然スポット『白石稲荷山古墳』の記事はコチラです。